あくまでも「ブログ」。

「芸術、お金、仕事」のことを書いています。「ハッピー・ライティング」を目指します。

バンホーテン|3つのココア

バンホーテン

「VAN」と聞くと、ゴッホを思い浮かべ、オランダを思い浮かべます。
「VAN」がオランダ語の前置詞ということを知らず、出身地を姓にとりいれる文化があることを知らず――

VAN HOUTEN。

知っている「VAN」がつく人を思い出してみたら結構おもしろい。

  • ピーナッツの登場人物「ルーシー、ライナス、リラン」は、ヴァン・ペルト。
  • あの懐かしのギタリスト、エドワード・ヴァン・ヘイレン。
  • じゃじゃじゃじゃーん。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
  • 名画でよく見かける、ヤン・ファン・エイク。

3つのココア

わたしのココアには、人生の幸福度が望まずともあらわれてきてしまいます。客観的に計測されます。

缶ホーテン(最上級)

一番好きなバンホーテンは、缶入りバンホーテンを、温めた牛乳に溶かして飲むやつです。砂糖を自分で調節できるからです。
先にココアパウダーをお湯に溶かしてから、温めた牛乳をいれます。砂糖はいつでも溶けるので適当でいいです。
余裕のある時にしか、こんなことはできません。このココアが飲める時期は、人生において幸福が訪れている時間帯と思っています。
ワークライフバランスがとれている状態で、サラリーマンをしている以上、このようなミラクルは、やがて去ります。
ミラクルに包まれている間だけは、ココアも人生も、つぶれるほど抱きしめるように心がけています。

袋ホーテン(普通)

ミラクルバンホーテンが去っている間は、普通の自宅バンホーテンをたのしみます。
ミルクココアバンホーテン、袋ホーテンです。すでに砂糖やミルク的なものが含まれているので、お湯で溶かすだけです。希望よりも甘いです。
無意識にこちらを手にしている時は、自分の理想の生活から、バランスが崩れていることを、客観的に知ることができます。
たった一杯の飲み物に余裕のある態度をとれないということです。飲み物に使う時間がもったいないと感じてしまっています。

あくまでもわたしの価値観にすぎませんが、ココア一杯に対して、時間を節約しているようでは、余暇もなにもありません。
芸術をたのしむ土壌が失われています。実際、今は袋ホーテンです。ワークにライフが押されています。
できるだけ早く、バランスをとりもどせるように、逆にエンジンをかけていく予定です。

職場ホーテン(労働)

最後のバンホーテンは、箱バンホーテンです。箱の中に一回分ずつ小分けされています。
これはわたしにとってワークのためのホーテンです。職場ホーテンとしておきます。
この商品を見るたびに、職場の事務所の匂いがしてきます。
ヴァランタン=ルイ=ジョルジュ=ウジェーヌ=マルセル・プルーストのマドレーヌに対する感情を、ネガティブな方面から共感します。
20世紀を代表する名作は、マドレーヌが出てきたくらいで読むのを中断して数年が過ぎています。

森永のチョコチップクッキーは愛していますが、ミルクココアは甘すぎたような記憶が遥か彼方にあります。