あくまでも「ブログ」。

「芸術、お金、仕事」のことを書いています。「ハッピー・ライティング」を目指します。

こどもの写真アルバム|「みてね」+「フォトバック」

こどもの成長記録

株式会社ミクシィが提供している家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバムみてね」というサービスを利用して、妻やお互いの両親と、こどもの成長をリアルタイムで楽しんでいます。
月齢6か月にもなると写真もそれなりに増えました。単純に1年分の写真の量を想像し、整理するところをイメージしてみますと、少し気がひけました。ここらへんで手をつけておきます。

写真は必要なものだけ現像

データ化するといろいろと便利なように思うのですが、物質的にかさばらないとはいいつつも、データとしてはどんどんかさばっていきます。
時間とともに増えていく様々なデータをコントロールできる力のある人はいいのですが、わたしにはそんな能力はありません。自分がなんのデータを持っているのか、数年経たずともきれいさっぱり忘れてしまいます。

「いる」「いらない」の判断のつかないデータをパソコンに入れておくことも苦手です。必要なら保管、不要なら処分。見えないストレスを感じ、見えない集中力を分散させることはひかえます。
自分の性格を考慮して、必要な写真は定期的に現像し、手で触れることのできる物質に変換しておきます。仮に1,000枚の写真のうち、なんども眺めたい写真、何十年先にも大切な写真は、いったい何枚あるでしょうか。1万枚ならどうでしょうか。10万枚なら――

写真の本質

写真は瞬間を切りとる道具です。見えるのは瞬間です。時間性を切り捨てた代償として、瞬間を半永久的に存在させることを可能にしています。
しかし、瞬間はあくまでも瞬間です。個人で管理所有できる瞬間には限りがあります。たとえ際限なく瞬間を収集したとしても、写真をつなぎ合わせた映画以上には、時間を再現することは難しいですし、手間暇がかかります。そう考えると、写真の本質は、彫刻に似ているようにも思えてきました。

わたしの憧れの佐藤忠良氏は、安野光雅氏と、かつて以下のような会話をしていました。

安野「(略)写真もそうです。写真をパチリと撮っても、その人に似ていないことがありますからね。」
佐藤「ただ止まった瞬間なんですね。永く鑑賞に堪える芸術は、時間性を持たなくてはならない。」
(『若き芸術家たちへ ねがいは「普通」』佐藤忠良、安の光雅)

一枚の写真に時間性を封じ込めることのできる力のある写真家は、そうお目にかかれるものではありません。しかし、一枚の写真から時間性を引き出すことのできる鑑賞家には、多くの人がすでになっているような気がします。

自分の関係している写真は、自分が体験したからこそ、そこに存在しています。
一枚の写真を手がかりにして、自分の体験を丁寧に振り返ろうと思えば、そこには時間性が生じます。切りとられた絵だけではなく、その前後、それも大きく離れた過去や未来さえも、呼び起こせる可能性も秘めています。

このような考え方から、あらゆるシチュエーションを切りとった写真を膨大に手元に置いておくよりも、あるひとつのチャプターを象徴する一枚の写真を大切にする方が、わたしの性格には合っているように思いました。

気にいった写真だけを現像し、手元に置いておく。残ったデータは基本的には必要ありません。管理もできません。これから増えていくデータの方に関心を向けます。なんらかの機械的なトラブルに見舞われた場合も、平常心を保てます。

「家族アルバムみてね(データの世界)」から「フォトバック(現像の世界)」へ

「みてね」はものすごく便利なツールです。データの世界のすばらしさは存分に利用させていただいています。そして「みてね」には、フォトブック作成機能があります。
妻の友人が作成したものを見せていただいただけですので、実際のところの機能はよくわかっていませんが、500円だったら十分すぎるほどのフォトブックでした。

気になる点はひとつ。フォトブックが一か月ごとに分割されていました。
「みてねフォトブック」を見ていると、ひと月に一冊、持ちかえるのが面倒でした。一冊が分厚いのであれば、持ちかえることにも抵抗はなかったようにも思いますが、少なくともわたしの家庭では、一か月あたりのこどもの写真がそれほど多くの枚数にはなりません。うすい冊子、パンフレット程度です。

そのうすい冊子、パンフレットのようなものに、毎月500円、単純に積みかさねると、半年で3,000円、一年で6,000円。
継続してどのくらいの期間、サービスを利用するのか。1歳、2歳、3歳――
「みてね」のフォトブックサービス自体の、辞め時の問題も出てきます。

Photoback(フォトバック)

アルバムは見た目のバランスや収納を視野に入れると、なるべく同じデザインや規格で揃えたい。また、ある程度の見ごたえのある、ページ数のあるアルバムにしたいです(わたしの家庭の写真の撮り方では、0歳の間は半年から1年くらいまでの期間)。

アルバム専門のサービスを行っている会社を、はじめから利用する方がいいような気がしてきました。
コンテンツワークス株式会社のサービスのひとつ、フォトバックで、こどもの写真アルバムを作成することにしてみます。
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