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衛生管理者|デスクワークの腰痛予防対策

衛生管理者試験の問題集を解いているだけではおもしろくありませんので、生活の役に立ちそうな知識がないか探しながら勉強しています。今回は腰痛予防対策です。

1.腰にやさしい椅子

厚生労働省によるガイドライン「職場における腰痛予防対策指針」。この指針をウェブで確認するとけっこうなボリュームでした。デスクワークをするうえで大切に感じた予防対策は、以下の4点です。

1.立位、椅座位等において、同一姿勢を長時間取らないようにする
2.腰掛作業の作業姿勢については、椅子に深く腰掛けて、背もたれで体幹を支え、履物の裏面全体が床に接する姿勢を基本とする
3.腰痛の発生要因の一つとして、職場の対人ストレス等の心理・社会的要因がある
4.室温については、立ち作業に比べて座り作業ではやや高めに設定する

この1や2につながる研究と開発を、医学と人間工学と力をあわせて、日本の老舗家具メーカーが行っています。
腰にやさしい椅子 | 飛騨産業株式会社公式サイト

このプロジェクトは、腰によくないふたつの姿勢に注目します。「長時間の同一姿勢」と「長時間の前かがみ姿勢」。わかりやすい動画も作られています。

腰にやさしい椅子の概要

2017年現在「腰にやさしい椅子」シリーズは4種類あります。全国に6店舗あるショールーム「飛騨の家具館」の大阪で試座しました。個性豊かな4種類でした。進化の順番は「骨盤サポート・ノーマルタイプ→骨盤サポート・角度調整タイプ→スライド&ロールタイプ→フライクライン360℃タイプ」。

わたしが購入検討したのは「腰にやさしい椅子 スライド&ロールタイプ(節あり・ハイタイプ)」です。

節ありにしたのは、わたしの好みです。木には節があるほうが自然と思っています。ハイタイプ(座面44cm)にしたのは、身長が180cm手前だからです。(ロータイプは座面42cmです。)木製デザインで医療的機能も備えた椅子。ダイニングテーブルにまざっていても違和感がありません。

しかし、わたしは同社の別の椅子を買いました。座面の高さ調節機能がついている椅子であれば、似たような効果が期待できると思いました。高さを調節するために腰を浮かす。もしこの動作が苦痛だったら「腰にやさしい椅子」を買っていたと思います。スライド&ロールタイプは、腰をあまり動かすことなく体勢を変えることができました。

椅子の座面の高さ調節機能の本当の目的はなんでしょうか。

2.椅子の高さ調節機能の役割

オフィスチェアは不特定の人が座るために。学習デスク用の椅子は子どもの成長に合わせることができるように。そう思っていました。しかしこの高さ調節機能は身長や体格が変った場合に対応するだけの役割ではないかもしれない。ということに、椅子歴30年がすぎ、気がつきはじめました。

たとえば、長時間おなじ姿勢で作業をした時に、ふっと座面の高さを変えてしまう。からだじゅうの負担のバランスを一気にリセットさせる。また、基本にしている高さに疲れた時は、座面を高低させます。高くすれば、やや前傾姿勢で浅く腰を掛け、背もたれを使わずに背筋をを伸ばしながら作業ができます。反対に座面を低くした場合には、深く腰を掛け、背中を背もたれに預けてしまい、やや後傾姿勢で作業することができます。ペン作業とタイピング作業での使い分けてもできます。

最近購入した飛騨産業のキツツキマーク「MGT291」チェアは、高さ調節がおそろしくスムーズで「40cm~48.5cm」の宇宙に無限の可能性を秘めていました。検討もしていなかった学習デスク用の椅子を買った理由のひとつが、この高さ調節機能でした。

3.椅子と過ごす時間

長い人生のうち、いったい何時間、椅子に座りましょうか。わたしはそうとう座ります。からだに大切ではないところはありません。腰も大切です。適度に立ちあがり、からだの欲するままに動かすことが理想です。しかしそのような自由がない状況もあります。腰痛予防もかねて椅子を真剣に選びました。

わたしの椅子選びの考え方が、衛生管理者の資格勉強の範囲にある知識にもきちんとつながっていました。おそらく本能的に人間に備わっている知恵だと思います。自分に問いかける必要もなく、すぐに意識できるように知識化・情報化されています。

最後に、椅子を検討している時に、おもしろいウェブサイトを見つけました。からだに応じた机の高さ。ペンを使う場合とタイピングする場合の机の高さ。身長だけですべてを決めることはできませんが、参考になる思います。あとは個性に応じて調整をするだけです。
www.bauhutte.jp
akumademo.hatenablog.com