あくまでも「ブログ」。

「芸術、お金、仕事」のことを書いています。「ハッピー・ライティング」を目指します。

資産運用|歴およそ一年

一冊の本からはじまったわたしのインデックス投資も、気がつくと1年がすぎていました。長期投資の世界では1年なんて話にもならない次元だということは知っていますが、そうはいっても「未体験者」から「1年経験者」への道のりを歩いたという事実は、現実の世界にきちんと刻みこまれています。そしてこの一年は、株ビギナーにとって、なかなか良い一年だったんだろうと思います。


知識ゼロからはじまり、本に書いてあるままに口座を開設し、リスク資産を一括投資しました。はじめに手にしたのが山崎元氏の本だったので、(難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!)「ドルコスト平均法は気休め」というアドバイスをすなおに実行しました。タイミングがよかったため(ブレグジット→トランプラリー)、毎月一定額を淡々と貯金感覚で積み重ねていただけでも、「あらまー」という程度の含み益がもたらされました。

しかしまあ、たったの一年で、よくもまあ。と思います。労働から賃金を得るほかにお金を手にしにする機会をほとんどもたなかったわたしにとって、この仕組みは素直におどろきです。10年ほど前のサブプライムショックの暴落時に積み立て投資をしていた人たちは、どう考えても「あらまー」どころではないはずです。とはいえ、200年前に書かれた本のなか(バルザックの描いた物語の世界)にも、似たようなことが書かれていたような気もしますので、ずっと昔からやっている人はやっていて、わたしに縁がなかっただけなのだと思います。

わたしが勘違いしないように心がけていることは、サブプライムショックのころから10年ほど積立て投資をしている人たちの投資スタンスを、1年前に投資をはじめたわたしが行ったところで、積みかさねてきた土台や、株価の底の深さがちがうことです。効果や結果が、ぜんぜんちがってあたりまえということを忘れないようにすることです。インデックスファンド等の長期投資に対するひっかかりどころは、そのくらいのものです。

とりあえず非課税口座で運用しているものは、一定以上の含み益が生じれば、さくっと売っています。売却コストがあまりかからないのであれば、あまり欲ばらず、シンプルに利益確定するほうが、実際のお金として手に入ってくるので、わたしの個性にはしっくりきました。また、一年間の学びから、銘柄もまとめたくなったり、アセットアロケーションも変更したくなったので、いい機会だったこともあります。

いくら長期投資とはいえ、自分が生きているあいだ以上の期間を視野にいれたくないですし、高齢になってからも株式相場がどうのとかに気をとられることもわたしの趣味にはちょっとあいませんので、この先30年くらいのあいだに景気の循環がどれくらいあるのだろうという程度の目線で、ぼちぼちやっていけたらという程度に関わっていこうと思ってます。